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★未来ある子供たちのために、今私たちにできることは何なのか。私が日々感じること、考えてやってみたことをシェアしたいと思います。

自宅保育:おうちでも食育!野の植物とおうちの食卓を結びつけよう!

保育園や幼稚園では食育に力を入れているところも多いですね。でもお家だと難しいのが現実。ましてや今は外出自粛。素材を買いに行くのも一苦労です。

もちろん、保育園や幼稚園と同じようにする必要はないですから、食育のことは忘れても良いわけですが、料理されたものを食すだけでは分からない食べ物のことを知り、季節を感じる良い機会であることは間違いありません。

おうちで食育できないかなーと思っている方に、外出自粛の今でもできる食育として、お散歩で見つけた実を食べてみたり、採ってきた種を撒いてみたり、といったアクティビティを紹介します。

小さい子供にとっては自分の食べている植物とお散歩で見かける野の植物が結びつく貴重な機会でもありますね。

 

今(5月上旬)のおすすめは以下です。

 

①菜の花の種が乾燥し始めてます。持ち帰ってしっかり乾燥させて、秋になったら撒いてみても良いかもしれません。

育てる手間はかかりますが、来年の春お店に並ぶ菜の花と自分が育てた菜の花を食べ比べるのも面白いですね。菜の花の育て方は以下などを見てみて下さい。

https://horti.jp/8763

 

②からすのえんどうの実が小さいながら良い感じに実ってきています。茹でて食べてみる、なんでどうでしょうか?

 

③少し遅いですがタケノコも良いですね。首都圏だと掘ることを禁止されている場所が多いですが、もし、掘っても良い場所で、ほんの少しだけ頭を出したタケノコを見つけたら、是非お試しください!米ぬかがなくても、重曹などで茹でて灰汁をぬく方法もありますよ。

https://www.kurashiru.com/recipes/31c55908-5b73-4796-989a-39a998b9005a

 

我が家では、からすのえんどうを食べてみました。

毎日のお散歩の主導権は4歳の長男ですが、からすのえんどうを見つけて、このお豆食べられるの??と。

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スマホで検索。食べられるし栄養価も高いらしい、ということで家に採って帰ることに。からすのえんどうを探しながらのお散歩になりましたが、全然生えていないと思ったら、沢山群生していたり。生えている場所によっても実の熟し方や大きさもちがい、と実を採りながら自然観察までできました。

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そして胡麻和えにして食べてみた結果です!

サヤは硬いです。食べられません。中の豆はほのかにアニスのような香りのするお豆で、味は悪くないです。ただし、野生のものなので当然小粒で、一粒ずつ取り出すのは困難。サヤごと茹でて、歯でしごいていただきました!

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※蛇足ですが、てんとう虫はからすのえんどうに付くアブラムシが好物なので、からすのえんどうを採りながらてんとう虫にお目にかかれるかもしれませんよ。

※そういえば昨年は、掘ってはいけないと知らずに長男が見つけたタケノコを掘ってしまい、少し行ってから「タケノコ掘り禁止」と書かれているのを見つけたものの、採ってしまったものは仕方ないと持ち帰ってありがたくいただいた、なんてこともありました。